マタニティブルーのスキンケア

スキンケア

マタニティブルーとは、妊娠中や出産後に感じる不安や憂鬱、イライラなどの感情の変化のこと。
ホルモンバランスの変化や睡眠不足、育児への不安などが原因。

スキンケアをする気力が湧かないとき

スキンケアも無理せず最小限にしておくことが大切です。
少しだけでも肌のケアができると気分が軽くなる場合もあるので、気力がない時におすすめの方法を紹介します。

1. オールインワンのケア

オールインワンのクリームやジェルを使えば、化粧水や乳液などの工程をひとつにまとめられます。
洗顔後にこれだけを軽くつけるだけで済むので、時短かつ負担が少なくなります。

2. 拭き取りシートを使う

洗顔の代わりに、スキンケア用の拭き取りシートを使うと便利です。
顔を洗うのが面倒なときに拭き取るだけでさっぱりした気分になれます。肌がゆらぎがちな時期なので、できれば敏感肌用の優しいものがおすすめです。

3. 忘れずに保湿だけ

何もできないときは、保湿だけを最小限にするのも良いです。特に乾燥が気になる時期や場所では、唇や目の周りなどに、ワセリンやシンプルな保湿クリームを少し塗るだけでも肌が楽になります。

4. 朝晩のケアをひとつにまとめる

朝や夜にスキンケアをするのが大変なときは、1日1回だけでも大丈夫です。
お風呂上がりや就寝前のどちらかだけで保湿をしておくと、肌が乾燥するのを防げます。

5. 日焼け止めだけは必須

外出するときだけは、できるだけ日焼け止めを塗ることを心がけましょう。
敏感な時期の肌を守るために、簡単にサッと濡れる伸びの良い乳液タイプやスプレーがおすすめです。

6. スキンケアを「しなくてもいい日」を作る

気持ちが辛いときは、あえてスキンケアをしない日を作っても問題ありません。
お肌も休ませることで、気分のリセットにつながることもあります。

産後は心身ともに疲れやすい時期なので、無理をせず、できる範囲で過ごすことが一番です。
気力が回復してきたら、少しずつスキンケアを再開する気持ちになれれば十分です。

マタニティブルーの保湿の方法

マタニティブルーの時期には心身のケアが大切で、肌の保湿をすることはリラックスやリフレッシュにつながり、自分を大切にする気持ちが高まります。

1. 低刺激で安全な保湿アイテムを選ぶ

妊娠中や産後は肌が敏感になりやすいので、香料やアルコールが含まれていない、低刺激な保湿剤がおすすめです。「無添加」や「オーガニック」と記載のある保湿クリームやローションなどもおすすめです。

2. お風呂後や洗顔後はなるべく早く保湿する

お風呂上がりや洗顔後は肌の水分が蒸発しやすくなるため、素早く保湿を行うことで乾燥を防げます。
スプレータイプの化粧水や少量のオイルなどもおすすめです。

3. リラックスできる香りやテクスチャーを取り入れる

自然な香りのアロマが含まれたボディクリームや心地よいテクスチャーのアイテムは、気持ちのリフレッシュに役立ちます。
特にラベンダーやカモミールの香りは、リラックス効果があり気持ちを落ち着かせてくれます。

4. セルフマッサージでケアする

クリームやオイルを塗りながら、やさしくセルフマッサージを取り入れることで血行が促進され、リラックスできます。脚や手のマッサージで少しの時間でも自分を労わってあげましょう。

5. しっかり水分補給をする

肌の内側からの保湿も重要です。
特に授乳中は水分不足になりやすいので、こまめに水を飲むことで肌の潤いを保つ手助けになります。

マタニティブルーの時期は、自分に優しいケアを心がけ、少しでもリラックスした時間を作ることで症状の軽減に繋がります。

マタニティブルーの時期におすすめのオールインワン化粧品 5選

オールインワンは肌に優しい成分や低刺激設計を考慮しており、マタニティブルーの時期にも安心して使用できるアイテムです。

1. ミノン アミノモイスト ジェルパック

特徴:敏感肌向けのブランド「ミノン」のジェルタイプのオールインワンで、アミノ酸が豊富に含まれています。低刺激で、乾燥しやすい肌にも潤いを与え、敏感な時期でも安心して使えます。
おすすめポイント:無香料・無着色で、敏感肌にも適した低刺激設計です。

2. キュレル 潤浸保湿フェイスクリーム

特徴:乾燥性敏感肌向けのオールインワンとしても使えるクリームです。セラミド機能成分が含まれており、肌のバリア機能をサポートしてくれます。
おすすめポイント:無香料・無着色・アルコールフリーで、優しい使い心地です。

3. なめらか本舗 リンクルジェルクリーム

特徴:豆乳イソフラボン配合のジェルクリームで、化粧水・美容液・クリームが1つになっています。保湿効果が高く、肌を柔らかく整えます。
おすすめポイント:大容量でコスパが良く、たっぷり使えるのが魅力です。なめらかで軽いテクスチャーもリラックス効果につながります。

4. ドクターシーラボ アクアコラーゲンゲル エンリッチリフトEX

特徴:保湿力が高く、コラーゲンやヒアルロン酸などの美容成分がたっぷり配合されています。ハリを与えながらしっかり保湿するので、乾燥やエイジングケアにも役立ちます。
おすすめポイント:1つで多機能なので、ケアが簡単に済むのにしっかりした保湿感が得られます。

5. メディプラスゲルDX

特徴:化粧水・乳液・美容液・クリームが1つになったジェルで、ヒト型セラミドやヒアルロン酸が配合されており、保湿効果が非常に高いです。
おすすめポイント:肌に優しい無添加処方(パラベンフリー、アルコールフリー)なので、妊娠中や産後の敏感な肌にも適しています。

マタニティブルーの時期は妊娠・出産を経験したママの30~50%が経験すると言われています。
2人に1人の確立で発症すると言われ、症状が強い場合はうつ病を発症しやすいとされています。辛い症状を放っておかず、自分自身も大切にしながら、無理のないできるケアを行っていきましょう。