9月は夏の強い紫外線や暑さによるダメージが残りやすく、肌の不調を感じやすい時期です。
9月はどんな肌悩みが多い？
1. 乾燥
• 夏の間の紫外線や冷房の影響で、肌が乾燥しやすくなります。
表面はベタつくのに内側は乾燥する「インナードライ」も増えやすく、肌がカサつきやすくなります。
2. シミ・くすみ
• 紫外線の影響でメラニンが蓄積し、シミやそばかすが現れたり、くすみが気になったりしがちです。これが目立ち始めるのが9月です。
3. ゴワつき・毛穴の黒ずみ
• 汗や皮脂の分泌が多かった夏の影響で、毛穴が詰まりやすくなり、角質が厚くなることがあります。これにより肌がゴワついたり、毛穴の黒ずみが目立ったりします。
4. ニキビ・肌荒れ
• 季節の変わり目は気温や湿度の変化が激しく、肌のバリア機能が乱れることがあります。
その結果、皮脂バランスが崩れたり、ニキビや肌荒れができやすくなります。
5. ハリ・弾力の低下
• 紫外線の影響でコラーゲンが減少し、肌がたるみやすくなります。また、乾燥が進むことで小じわやハリの低下も気になるようになります。
9月のスキンケアは、夏の紫外線や冷房によるダメージをケアしながら、季節の変わり目に備えることが重要です。
9月になったらやるべきスキンケア
1. 保湿を重視したケア
• 夏の間の紫外線や冷房によって、肌が乾燥しやすくなっています。化粧水や乳液、美容液などでしっかり水分補給をしましょう。
• セラミドやヒアルロン酸、グリセリンなどの保湿成分が含まれているアイテムを選ぶと、乾燥が進むのを防ぎやすくなります。
• 乳液やクリームで油分を補い、肌に蓋をして水分が逃げないようにするのも大切です。
2. 美白ケアでシミやくすみをケア
• 紫外線によるメラニンの生成が影響で、シミやくすみが現れやすい時期です。ビタミンC誘導体やトラネキサム酸、アルブチンなどが配合された美白美容液やクリームを使い、シミの予防やくすみのケアを行いましょう。
• 夜のスキンケアに取り入れることで、日中のダメージをリセットできます。
3. 角質ケアで肌のごわつきを防ぐ
• 夏の皮脂や汗の影響で角質が厚くなりやすいため、週に1～2回のピーリングや酵素洗顔が効果的です。肌のごわつきを抑え、透明感を引き出します。
• ピーリングは敏感肌の方には刺激が強いことがあるので、低刺激の製品や酵素洗顔を選ぶのもおすすめです。
4. 日焼け止めは引き続き使用
• 9月もまだ紫外線が強いため、日焼け止めは欠かさずに使用しましょう。UV-A波は秋も降り注ぎ、肌の深層部まで影響を与えるため、日常的な紫外線対策が必要です。
5. インナーケア
• 抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンE、βカロテンを含む食品を摂取すると、紫外線ダメージからの回復をサポートします。
• 水分補給も肌の保湿に役立つので、こまめな水分補給を心がけましょう。
6. スペシャルケア
• 夏の疲れが肌に出やすい9月はシートマスクや美容液の集中ケアも効果的です。週に1～2回のスペシャルケアを取り入れることで、肌をリフレッシュさせ、保湿効果を高められます。
9月は夏のダメージをケアしつつ、秋冬の乾燥に備えた保湿重視のスキンケアが理想的です。
9月でも日焼け止めは必要？
9月でも紫外線はまだ強いため、日焼け止めは引き続き欠かせません。
特に、夏の強い紫外線で肌が疲れている状態なので、保湿効果や肌に優しい成分を備えた日焼け止めがおすすめです。
9月の日焼け止めの選び方と使い方
1. SPF/PA値はシーンに合わせて選ぶ
• 通勤やちょっとした外出など、短時間の外出なら「SPF30～35・PA+++」程度でも十分です。
• 長時間屋外で過ごす場合や、アウトドアの予定がある場合は、「SPF50+・PA++++」の日焼け止めを使用しましょう。
2. 保湿成分が含まれた日焼け止めを選ぶ
• 夏の紫外線や冷房で乾燥しやすくなっているので、ヒアルロン酸、セラミド、グリセリンなどの保湿成分が含まれた日焼け止めを使うと、肌が潤いやすくなります。
3. 敏感肌向けや低刺激のアイテムを選ぶ
• 紫外線で肌が敏感になっている可能性があるため、敏感肌用やアルコールフリー、無香料などの低刺激処方の日焼け止めがおすすめです。
4. 乳液タイプやジェルタイプで軽い使用感を重視
• 9月は気温がやや落ち着いてくるので、さらっとした乳液タイプやジェルタイプなど、軽い使用感のアイテムが快適です。メイクの下地として使えるものも良い選択です。
5. こまめな塗り直し
• 特に日差しの強い時間帯に外出する場合は、2～3時間ごとに塗り直すのが効果的です。スプレータイプやスティックタイプを持ち歩くと便利です。
9月は引き続き紫外線対策を行いつつ、保湿や低刺激に配慮したアイテムで、肌への負担を減らしながらケアしましょう。
