紫外線対策しないとどうなる?

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8月は紫外線が1年の中でピークを迎える月。
アウトドアや屋外での活動が増えてくることで、紫外線の影響を受けやすく、あらゆる肌ダメージが現れる時期です。

紫外線(UV)にはどんな影響とは?

  • DNAへのダメージ: 紫外線は皮膚細胞のDNAを損傷させ、突然変異を引き起こします。
    このようなダメージが蓄積されると、皮膚がんのリスクが高まります。
    特にUV-BがDNAに直接ダメージを与えると言われています。
  • 皮膚の老化: 紫外線による影響でコラーゲンが破壊され、シワやたるみが進行します。
    UV-Aは肌の奥深くにまで到達するため、長期間にわたり影響を与えて、肌の老化を早める原因になります。
  • 免疫抑制効果: 紫外線は局所的な免疫抑制を引き起こすため、皮膚の免疫反応が弱まります。
    これにより、感染症やその他の皮膚病にかかりやすくなります。
  • 日焼け(サンバーン): 短時間の強いUV照射で起こる急性反応で、赤みや腫れ、痛みを伴うことがあります。
    繰り返す日焼けは皮膚へのダメージが蓄積し、やけどのような炎症や皮膚の損傷につながります。

紫外線対策をしないとどうなる?

  • 日焼けや炎症: 紫外線を大量に浴びると、皮膚が赤くなりヒリヒリと痛む「日焼け」(サンバーン)が起こります。これは皮膚がダメージを受けた急性症状で、特にUV-Bによるものです。
  • シミやそばかすの増加: 紫外線はメラニン生成を促し、肌にシミやそばかすができやすくなります。これが蓄積すると、年齢とともに色素沈着が目立ちやすくなります。
  • 皮膚の老化(光老化): 紫外線は肌のコラーゲンやエラスチンを破壊し、ハリを失わせてシワやたるみを引き起こします。この光老化の影響で、肌が乾燥して見た目年齢が高くなります。
  • 皮膚がんのリスク: 紫外線によるDNA損傷が蓄積すると、細胞の突然変異が増加し、皮膚がん(特にメラノーマなど)のリスクが高まります。特に、長期的に紫外線を浴び続けることが危険です。
  • 免疫力の低下: 紫外線によって皮膚の免疫機能が抑制され、感染症やウイルスに対する抵抗力が弱まる可能性があります。
  • 目へのダメージ: 紫外線は目にも悪影響を与え、白内障や角膜炎の原因になることがあります。サングラスの着用も紫外線対策として重要です。

紫外線の悪影響を防ぐための対策

  • 日焼け止めを使用する: 日焼け止めは紫外線を防ぐ基本のアイテムです。SPFとPAの高いものを選びましょう。SPFはUV-Bを、PAはUV-Aを防ぎます。外出の15~30分前に塗り、汗をかいたり水に入ったりした後は塗り直しましょう。
    肌に負担が少なく、長時間持続するウォータープルーフタイプも便利です。
  • UVカット衣服や小物の活用: 紫外線をカットするために、長袖の服や広いつばのある帽子、UVカット機能のついたサングラスを身につけましょう。
    UVカット加工されたアームカバーや手袋、フェイスマスクも紫外線からの保護に効果的です。
  • 日傘やサングラスの使用: 日傘は直接の紫外線を遮るために役立ちます。UVカット加工がされているものを選びましょう。
    サングラスもUVカット加工のあるものを選び、目へのダメージを防ぎます。
  • 外出時間の調整: 紫外線が最も強いのは10時から14時の間です。
    この時間帯の外出を避けるか、対策を万全にすることが効果的です。
    朝夕に外出するのも紫外線から肌を守る方法の一つです。
  • 日陰を利用する: 外にいる時は、できるだけ日陰を利用して紫外線の直射を避けましょう。
    公園やビーチなど、日陰がある場所では積極的に活用しましょう。
  • ビタミンCや抗酸化作用のある食品を摂取: 紫外線を浴びると体内で活性酸素が発生し、肌のダメージを引き起こします。
    ビタミンC、ビタミンE、β-カロテンなどの抗酸化物質を含む食品を摂ると、肌を内側から保護できます。

これらの対策を組み合わせて実践すると、紫外線による影響を効果的に抑えられます。

おすすめの日焼け止め 7選

それぞれ特徴が異なるので、使用シーンや肌質に合わせて選んでみましょう。

1. アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク

特徴: ウォータープルーフで耐水性が高く、汗や水に強い。
SPF50+・PA++++で高いUVカット効果があり、スキンケア成分も配合。
おすすめシーン: 海やプールなどアウトドア、スポーツ時に最適。

2. ビオレUV アクアリッチ ウォータリーエッセンス

特徴: 軽いつけ心地でベタつかず、普段使いしやすいジェルタイプの日焼け止め。
SPF50+・PA++++で紫外線対策も十分。
おすすめシーン: 日常生活での使用や、メイクの下地としても使いやすい。

3. ラ ロッシュ ポゼ UVイデア XL プロテクショントーンアップ

特徴: 敏感肌用に開発された日焼け止めで、トーンアップ効果もある。
白浮きせず自然な明るさを与え、SPF50+・PA++++でUVカットも安心。
おすすめシーン: 敏感肌の方や、ナチュラルメイクの日におすすめ。

4. コスメデコルテ サンシェルター マルチ プロテクション

特徴: SPF50+・PA++++でしっかり紫外線をカットしながら、ヒアルロン酸などの保湿成分が豊富で乾燥からも肌を守る。
ベタつかず軽いつけ心地で、環境ダメージから肌を保護してくれるマルチプロテクション効果がある。
おすすめシーン: デイリー使いからアウトドアまで幅広く活用できる。

5. キュレル UVエッセンス

特徴: 敏感肌向けの日焼け止めで、無香料・無着色・アルコールフリー。
軽いテクスチャーでUVカットと保湿効果があり、肌荒れ防止成分も含まれている。
SPF30・PA++で日常的な紫外線対策に十分な保護力を備えている。
おすすめシーン: 肌が敏感な方や乾燥肌の方、赤ちゃんのデリケートな肌にも使える。

6. ニベアサン プロテクトウォータージェル

特徴: 軽く水のようなテクスチャーで、塗り心地がさらっとしている。
SPF50・PA+++でしっかり紫外線を防ぎつつ、ウォーターベースで乾燥しにくいのが魅力的。
おすすめシーン: 日常・強力紫外線から素肌を守り、メイク下地としても使いやすい。

7. スキンアクア トーンアップUVエッセンス

特徴: トーンアップ効果があり、透明感のある肌に仕上げてくれる日焼け止め。
SPF50+・PA++++で高いUVカット効果があり、色と光をコントロールしながら自然な明るさを演出。ラテベージュ、ミントグリーン、ラベンダーの3種類。
おすすめシーン: ナチュラルメイクの下地や日常使いに最適。

8月は紫外線が一番強く、肌ダメージを受けやすいため日頃のケアが大切です。
対策やケアを組み合わせて、紫外線から肌を守っていきましょう。