美肌をつくる生活習慣

美容blog

24時間の中で、自分だけの特別な時間はどのくらいありますか?

子育て中のママさんに限らず、世の中の女性はみんな忙しい。
仕事に、育児に、家事に、プライベートに、、

そんな中でどのくらい、自分自身と向き合う時間が作れるでしょうか。

肌はとても素直で、ストレスを過敏に感じ取り、心や身体に変化があると肌荒れなどの肌トラブルへと繋がります。

美肌をつくるために重要な生活習慣とは?

① 睡眠

睡眠によって分泌される成長ホルモンは、細胞を活性化させ、ターンオーバーを促進させる働きがあります。
眠り始めてから約3時間の深い眠りが”ゴールデンタイム”と呼ばれ、美肌つくりにとってとても重要になります。

就寝前にすべきこと ⇩

  • 就寝直前のスマホ・タブレットを避ける
    ⇒ブルーライトの影響で睡眠を安定させるメラトニンの分泌を抑制し、睡眠の質を下げてしまう。
  • 照明を暗くする
    ⇒遮光カーテンや明るいライトを避けることで、メラトニンの分泌を促進できる。
  • 夜はノンカフェインの飲み物
    ⇒脳を刺激し、入眠を妨げや浅い眠りの可能性がある。(ハーブティーなどがおすすめ)
  • アロマオイル
    ⇒不眠症に悩む人、リラックス効果やストレス軽減のために。(カモミール・ラベンダーなど)
  • ストレッチ
    ⇒身体の緊張をほぐし、睡眠の質を上げることができる。
  • 入浴は就寝の2~3時間前まで
    ⇒副交感神経を優位にし、脳をリラックスさせる効果がある。
  • クレンジング・洗顔・スキンケアで肌を整える
    ⇒古い角質の除去やターンオーバーの促進・正常化させることができる。

眠りのサイクル

眠りのサイクルは、深い”ノンレム睡眠”と浅い”レム睡眠”が、約90分周期のサイクルで交互に繰り返されます。(一晩で4~5回ほど)
ノンレム睡眠は、脳や交感神経・身体が休息している状態であり、レム睡眠は脳が活動し、記憶の整理や定着を行っている状態。

眠りのサイクルを理解し、睡眠の質を上げることでターンオーバーが活性化し、成長ホルモンを多く分泌させることが美肌に繋がる生活習慣のひとつです。

② バランスのとれた食事

美肌づくりにとって、ビタミン類やたんぱく質などの栄養素は欠かせません。
さまざまな栄養素をバランスの良く摂ることが、美肌になるために大切なことです。

美肌に必要な栄養素とは? ⇩

  • ビタミンA  ⇒ 抗酸化作用、ターンオーバーの促進、皮膚や粘膜の健康を保つ
  • ビタミンB群 ⇒ ニキビの予防、肌荒れを防ぐ、シワの予防
  • ビタミンC  ⇒ 美白、ニキビの予防、毛穴の引き締め効果、シミの予防
  • ビタミンE  ⇒ 抗酸化作用、抗炎症作用、肌荒れを防ぐ
  • たんぱく質  ⇒ 肌のハリやうるおいを保つ、コラーゲンの生成、アンチエイジング
  • ミネラル   ⇒ 肌のハリやうるおいを保つ、老化の予防、保湿
  • βカロテン  ⇒ アンチエイジング、保湿、シミ・くすみの予防
  • 食物繊維   ⇒ 腸内環境の影響による肌荒れ・ニキビの改善

美肌に良い飲み物

  • 緑茶   ⇒ 抗酸化作用・ビタミンC・老化防止
  • レモン水 ⇒ ビタミンC・美白効果・コラーゲンの生成
  • 白湯   ⇒ 血行促進・くすみやむくみの改善・ターンオーバーの正常化
  • 豆乳   ⇒ ハリとうるおいを保つ・ホルモンバランスを整える
  • トマトジュース ⇒ 抗酸化作用・美白効果・外部刺激から肌を守る
  • ルイボスティー ⇒ 抗炎症作用・老化防止・リラックス作用

③ 入浴

きちんと湯船に浸かることで、肌や身体にさまざまな良い効果が期待できます。
シャワーの刺激はマッサージ効果がありますが、美容効果やリラックス効果を高めるためにはシャワーのみで済ませるのでなく、湯船に浸かることをおすすめします。

入浴で期待できる効果 ⇩

  • ターンオーバーが活発になる
  • 老廃物が排出される
  • 古い角質が落ちやすくなる
  • 血行促進
  • 肌に必要な酸素や栄養が届く
  • 発汗促進
  • 新陳代謝が上がる

湯船に浸かることは、とにかくいいこと尽くし。
ただし、注意点もあります。

入浴時の注意点とは? ⇩

交感神経・副交感神経

自律神経は、”交感神経”と”副交感神経”の2種類あり、それぞれ異なる役割があります。

  • 交感神経とは?
    ⇒活動している時、興奮状態や緊張している時に働く神経。
    41度以上のお湯は交感神経が優位になり、神経を覚醒させます。
    熱い湯船やシャワーは、朝起きた時にシャキッとさせたい時におすすめ。
    就寝前の熱めの入浴は、不眠の原因になってしまうので注意が必要です。
  • 副交感神経とは?
    ⇒休息やリラックスしている時に働く神経。
    38~40度のお湯に汗ばむまでゆっくり浸かると自律神経が整います。
    睡眠の質の向上・ストレスの軽減・疲労回復に繋がるため、ゆっくり浸かりましょう。
    ですが、長時間の入浴は脱水症状を起こしてしまう可能性があるので注意が必要です。

④ 運動

適度な運動は、美肌だけではなく、心身共にさまざまな効果や予防・改善が期待できます。

運動の種類と効果

  • 有酸素運動 ⇒ ウォーキング・ランニング・水泳・サイクリング・ヨガなど、20~30分以上継続して行う運動。

    有酸素運動が美肌にもたらす効果
    ⇒乾燥肌の改善・毛穴が綺麗になる・古い角質が剥がれる・新陳代謝の向上・ターンオーバーが整う・肌に酸素と栄養を届ける・コラーゲンの生成
  • 無酸素運動 ⇒ 筋トレ・短距離走・腕立て伏せ・スクワットなど、短時間で行う運動。

    無酸素運動が美肌にもたらす効果
    ⇒バリア機能の向上・シミやシワの抑制・アンチエイジング・新陳代謝の促進・老化防止
  • ストレッチ ⇒ 筋肉や関節の柔軟性を高め、ケガの予防や疲労回復などを目的とする運動。

    ストレッチが美肌にもたらす効果
    ⇒くすみやむくみの改善・ストレスによる肌トラブルの減少・ターンオーバーが整う・リフトアップ・肌に酸素と栄養を届ける

運動はダイエット効果・リラックス効果・ストレス解消・美肌効果・生活習慣病の予防など、さまざまな効果が期待できます。
しかし、過度な運動もしくは運動不足は、肌と身体にマイナスな効果を与えてしまうため、適度な運動を行うこと大切です。

まとめ

~美肌つくりに大切な生活習慣に大切なこと~

・質の良い睡眠
・バランスのとれた食事
・入浴
・適度な運動

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