5月末から6月頃は、梅雨が近づく影響で身体が不調になりがち。
私と息子たちは気圧の変化に弱く、よく頭痛を起こしてしまいます。
頭痛って本当にしんどくて何もしたくなくなりますよね。
そんな梅雨の時期を、少しでも楽に過ごせるような方法をご紹介します。
梅雨の時期に不調になるのはなぜ?
空気がジメジメし、湿気が多くなると身体の中に水分を溜め込んでしまいます。
その水分をうまく排出できずにいるため、身体の中で老廃物が溜まり、不調として表れるのです。
また、低気圧により自律神経の乱れや血の巡り悪くなり、頭痛や肩こり、むくみ、下痢などのさまざまな不調を引き起こします。
自律神経が乱れると、副交感神経は優位になり、身体の神経がお休みモードになります。
そうなると、身体のだるさや無気力に繋がり、気持ちが落ち込んでしまうのです。
低気圧によって身体はどんな状態になる?
- 頭痛、めまい
- 肩こり
- 下痢
- 疲労感、だるさ
- 食欲不振
- 冷え性
- イライラ
- うつ状態、無気力
- 不眠
不調を改善するには?
解決方法としては、体内に溜め込んだ水分の排出です。
水分を溜め込まないためと言って水分補給を怠ると脱水症状になるので、水分摂取は必ず行うようにしましょう。
身体の中の老廃物を排出することが体質改善にとって重要なことなのです。
生活改善をした方がいいと理解していても、不調が続くとなかなか実行にうつすことが億劫になりがち。
梅雨に限らず、気圧の変化で頭痛などの不調が起きりやすい場合は、漢方に頼ることもおすすめです。
低気圧による不調におすすめの漢方薬
・五苓散(ごれいさん)
水分代謝を良くし、頭痛やむくみを改善する効果があります。
・苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)
水分循環を良くし、めまいや立ちくらみを改善する効果があります。
・半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)
胃腸を整え、頭痛やめまい・冷えを改善する効果があります。
・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
血行を良くし、冷えや貧血、疲労感を改善する効果があります。
不調を整える生活改善
- 日光を浴びて体内時計を整える
- 入浴で身体を温める
- 適度な運動、ストレッチ
- 胃腸を整える
- 十分な睡眠
- ストレスをためないこと
- 発汗する
- バランスの良い食事
梅雨の時期は、低気圧の不調だけでなく、どんよりと曇った空が気持ちをネガティブなものにしがちです。
毎年訪れるこの時期を少しでも快適に過ごせるように、生活習慣を見直していくことが大切です。
ストレスを感じないように無理のない体質改善で、気圧の変化に負けない身体作りをしていきましょう。
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