毎日UV対策が必要な理由

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紫外線が多くなる時期。
3月頃から少しずつ紫外線量は増えてきますが、紫外線は年中降り注いでいるのでUV対策は1年中必要です。

晴れている時だけ、外出する時だけではなく、毎日塗ることが大切。
曇りの時や雨の日でも肌に影響があり、室内にいても紫外線は窓ガラスを通して室内に入ってきます。

肌に悪影響を及ぼす一番の原因が紫外線であり、シミ・シワ・たるみなど肌への影響はとても大きいのです。

肌ダメージを受けることで、肌の老化が加速します。
受けてしまったダメージの修復は難しく、ターンオーバーが正常に機能させるためには日頃のケアが重要となってきます。

肌老化の要因は主に2つあります。

外からの刺激からくる外的要因
加齢やストレスなど内的要因

本来、肌には防御力と排出する機能が備えられていますが、外的・内的要因の影響により肌への刺激を受けやすくなってしまいます。

外的要因とは?

  1. 乾燥
  2. 酸化
  3. 紫外線
  4. 摩擦
  5. 化粧品の刺激

内的要因とは?

  • 加齢
  • 食生活
  • ストレス
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 肝臓・腎臓の働きの不調

このように外的要因・内的要因が肌に悪影響を与えるので、365日季節問わず毎日のケアが重要となります。
各5つずつ要因をまとめていますが、今回は日焼け止めの大切さを伝えていきます。

肌老化の原因には、自然老化と光老化があり、80%が紫外線(光老化)が原因と考えられています。

光老化とは?

紫外線をたくさん浴び続けると、活性酸素が発生し、皮膚細胞にダメージを与える老化現象のこと
日焼けを繰り返した人ほど進み、実年齢よりも老けて見えることも。
また、肌が乾燥したり、シワ・シミ・たるみの原因になります。

紫外線の種類と肌への影響

UV-A (長波長紫外線)・・・波長が長く、肌の奥の深いところまで到達しダメージを引き起こす。ガラスを通り抜けるので家の中でのUV対策も必須。
UV-B (中波長紫外線)・・・肌の表面にダメージを与え、赤く炎症を引き起こす。
UV-C (短波長紫外線)・・・波長が短く、オゾン層に吸収されるため地表に届かない紫外線。

日焼け止めに表記されているSPFとPAはこのUV-AとUV-Bが関係してきます。

SPFとは? ⇒ 赤くヒリヒリする日焼けを起こすUV-Bの防止効果を表す数値

SPF1で紫外線を約20分を防ぐ効果があります。
日焼け止めを塗らない状態では、色白の人で約20分、普通肌の人で約25分、色黒の人で約30分でサンバーンを起こすと言われています。

※SPF30の場合、20(分)×30(SPF)=600分となり、約10時間の日焼け止め効果が続く。
ただし、塗布量が少なかったり、汗などで落ちた場合は効果が下がるので注意する。

PAとは? ⇒ 日焼けによる皮膚の黒化の原因であるUV-Aの防止効果を表す数値

PA+    UV-A防止効果がある
PA++   UV-A防止効果がかなりある
PA+++  UV-A防止効果が非常にある
PA++++ UV-A防止効果が極めて高い

紫外線の量は季節や天候によって変わり、曇りの日は60%、雨の日は30%まで減ります


快晴の場合、曇りの場合、雨の場合と紫外線が降り注ぐ量はもちろん異なりますが、紫外線は肌に蓄積すると後戻りができないので、天気に関係なく毎日のUVケアが大切です。

冬は夏に比べて紫外線は弱まりますが、新雪の地面は太陽を80%反射するため、晴れた日のウィンタースポーツでの日焼けも気をつけなればいけません。

生活シーンに合わせた日焼け止めの選び方

SPF10~20 PA+、PA++     日常生活(散歩、買い物など)
SPF20~30 PA++、PA+++   屋外での軽いスポーツ、レジャー
SPF30~50 PA+++、PA++++ 炎天下でのレジャー、マリンスポーツ
SPF50+  PA++++ 非常に紫外線の強い場所、紫外線に過敏な人など

日焼け止めは一度塗ったら終わりではなく、2・3時間に1回は塗りなおしが必要です。

1日を通してメイク直しができる環境・できない環境の人など様々なので、自分の環境に合った日焼け止めを用意しておきましょう。

メイク直しができる人は、休憩中などに軽くメイクを落とし、再度日焼けを塗ると1日中効果が持続します。
反対に日焼け止めの塗りなおしが難しい人は、スプレータイプやUV効果のあるパウダータイプがおすすめです。

スプレータイプ・パウダータイプだと顔や全身への塗りなおしが簡単にでき、スプレータイプのものは髪の毛にもつけられるので、日焼け止めの塗り直しのハードルが低くなってくると思います。

年齢やホルモンバランスの関係でシミが増えたり濃くなったりと悩みは尽きない中、UV対策もしっかり行うことで5年後、10年後先の肌の状態が変わります

今はたくさんの種類の日焼け止めがあるので、自分に合った日焼け止めを見つけてみましょう。

顔や全身・髪の毛へのUV対策はバッチリでも、完全に紫外線から肌を守ることはできません。
中には日焼け止めの成分が合わない人もいるかもしれません。

日焼け止め以外のUV対策には、サングラス・UV手袋・日傘・帽子などで肌を保護し、紫外線のダメージを軽減させましょう。

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