待ちに待った夏休み、海やバーベキュー、アウトドアを思いっきり楽しんだ後、鏡を見てゾッとした経験はありませんか?
「顔がヒリヒリする…」「腕が真っ赤になっている…」
どんなに気をつけていても、うっかり日焼けをしてしまうことはありますよね。
日焼けは、肌が紫外線によって軽いやけどを負っている状態。放置すると、シミやそばかす、乾燥によるシワなど、さまざまな肌トラブルの原因になります。
でも、諦めるのはまだ早い!
日焼けしてしまったその日のうちに、適切なアフターケアをすることで、肌へのダメージを最小限に抑え、健やかな状態を保つことができます。
今回は、たっぷり紫外線を浴びてしまった後の、正しい応急処置とアフターケアの方法を、ステップごとに詳しく解説します。

Contents
ステップ1:すぐに冷やす!これが最も重要です
日焼けは肌の炎症なので、まずは火照った肌を冷やすことが最優先です。冷やすことで、炎症を鎮め、肌の熱を取り除き、これ以上ダメージが広がるのを防ぎます。
- シャワーを浴びる熱いお湯は肌への刺激が強すぎるので、冷水か、ぬるめのシャワーで肌を優しく洗い流しましょう。体を洗う際は、ゴシゴシ擦らず、泡で優しくなでるように洗うのがポイントです。
- 冷たいタオルや保冷剤を使うシャワー後も火照りが残る場合は、冷たいタオルや、タオルでくるんだ保冷剤を日焼けした部分に当てて冷やしましょう。特に、顔や首、肩など、露出が多くて赤くなりやすい部分は念入りに冷やしてください。

ステップ2:とにかく保湿!水分をたっぷり与えよう
日焼けした肌は、内部の水分が失われ、非常に乾燥しています。冷やした後は、水分をたっぷりと補給し、肌のバリア機能を回復させることが大切です。
- 化粧水やローションパック冷蔵庫で冷やしておいた化粧水をコットンにたっぷり含ませて、パックのように日焼けした部分に貼り付けましょう。保湿成分が豊富な化粧水や、肌を落ち着かせる成分(アロエエキス、グリチルリチン酸2Kなど)が入っているものがおすすめです。
- ボディローションやジェル顔だけでなく、腕や足など全身にたっぷりとボディローションやジェルを塗りましょう。特にアロエジェルは、ひんやりとした感触で心地よく、肌を鎮静させる効果も期待できます。

ステップ3:内側からもケア!日焼けした肌を修復する
肌の外側からのケアだけでなく、内側からのケアも非常に重要です。食事や飲み物で、体の内側から肌の修復をサポートしましょう。
- ビタミンCを積極的に摂るビタミンCは、シミの原因となるメラニンの生成を抑える働きがあります。また、肌の炎症を鎮め、コラーゲン生成を促す効果も期待できます。レモン、キウイ、いちご、ブロッコリー、パプリカなどを積極的に摂りましょう。
- 水分補給をこまめに脱水状態は肌の乾燥を悪化させます。日焼け後は、いつも以上に水分補給を意識し、お茶や水をこまめに飲みましょう。

やってはいけないNGケア!日焼けを悪化させる行動
日焼け後の肌は、非常にデリケートです。良かれと思ってやっていることが、逆に肌を傷つけてしまうことがあります。
- 肌をゴシゴシ擦る洗顔や体を洗う際に、ゴシゴシ擦るのは絶対にNGです。肌のバリア機能が壊れて、さらにダメージが広がってしまいます。
- 熱いお風呂に入る熱いお風呂は、肌の火照りを悪化させ、乾燥を促進させます。ぬるめのお湯にサッと浸かる程度にしましょう。
- アルコール入りの化粧品を使うアルコールは肌の水分を奪い、乾燥を進めます。日焼け後は、アルコールフリーの低刺激な化粧品を選びましょう。

うっかり日焼けをしてしまっても、適切なアフターケアで肌は回復できます。焦らず、まずは「冷やす」と「保湿」を徹底しましょう。
そして、肌が落ち着いた後には、美白ケアや保湿ケアを継続することで、未来のシミやシワを予防できます。この夏は、日焼けを恐れず、賢く乗り切りましょう。


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