ドレス・和装・カラー別スタイル診断!後悔しない結婚式の選び方
「結婚式を挙げるなら、どんなスタイルがいいんだろう?」
「ウェディングドレスにしようか、和装にしようか…」
「会場の雰囲気に合う色って、どうやって決めたらいいの?」
結婚式を控えたカップルにとって、どんなスタイルにするか、どんな衣装を着るかは、最も悩ましくも、最も楽しい準備の一つです。
しかし、選択肢が多すぎて、何から手をつけたらいいか分からなくなってしまうこともありますよね。
今回は、そんな結婚式のスタイル選びに悩むあなたのために、王道の「ウェディングドレス」、伝統美の「和装」、そして二人の世界観を作る「テーマカラー」について、それぞれの特徴や選び方のポイントを徹底的に分析。
この記事を読んで、二人だけの「後悔しない」結婚式のスタイルを見つけるためのヒントを見つけてください。
王道から個性派まで!「ウェディングドレス」スタイルを徹底分析
ウェディングドレスは、多くの女性が一度は憧れる特別な衣装です。まずは、その歴史的背景から、代表的なスタイルまでを紐解いていきましょう。
歴史:なぜ白いドレスなの?
ウェディングドレスの歴史は古く、中世のヨーロッパにまで遡りますが、現在のような「白いウェディングドレス」が定着したのは、19世紀のイギリスがきっかけです。当時のヴィクトリア女王が、結婚式で白いドレスを着用したことで、その純粋さや清楚なイメージから、一気に世界中に広まりました。

代表的な4つのシルエット
ウェディングドレスは、その形によって大きく4つのシルエットに分けられます。それぞれが持つ雰囲気や、似合う体型も異なります。
Aライン
- 特徴: アルファベットの「A」のように、ウエストから裾に向かって緩やかに広がるシルエット。シンプルで洗練された印象を与えます。
- どんな人に合う?: どんな体型の方にも似合いやすい万能なデザイン。特に、下半身を気にされる方におすすめです。
- 雰囲気: 格式高い教会での挙式や、クラシカルなホテルウェディングにぴったりです。
プリンセスライン
- 特徴: まるで童話のお姫様のような、ウエストから大きく膨らむスカートが特徴。可愛らしく、華やかな印象を与えます。
- どんな人に合う?: ウエストを細く見せたい方や、体型をカバーしたい方におすすめ。
- 雰囲気: ゲストハウスや、天井の高い開放的な会場での披露宴に最適です。
マーメイドライン
- 特徴: 人魚のように、上半身から膝にかけて体にフィットし、膝下から裾が広がるシルエット。大人っぽく、女性らしい曲線美を際立たせます。
- どんな人に合う?: スタイルに自信のある方におすすめ。身長が高く、メリハリのある体型の方に特に似合います。
- 雰囲気: レストランウェディングや、海辺でのリゾートウェディングにぴったりです。
エンパイアライン
- 特徴: 胸下から切り替えがあり、裾に向かってまっすぐに流れるようなシルエット。シンプルで、ナチュラルな印象を与えます。
- どんな人に合う?: マタニティウェディングの方や、締め付け感が苦手な方におすすめ。
- 雰囲気: ガーデンウェディングや、アットホームな人前式に最適です。

2. 伝統美をまとう「和装」の種類と魅力
ウェディングドレスと並んで人気なのが、日本の伝統美を感じさせる和装です。その種類と、それぞれの魅力を見ていきましょう。
白無垢(しろむく)
- 特徴: 婚礼衣装の中で最も格式高い正礼装。純白の着物に、白の小物を合わせます。白は「純潔」「清らかさ」を表し、「嫁ぎ先のどんな家風にも染まります」という決意が込められています。
- どんな人に合う?: 厳かな雰囲気の神前式を希望する方や、日本の伝統を重んじたい方におすすめです。
- 雰囲気: 神社での挙式や、格式高い会場での披露宴にぴったりです。
色打掛(いろうちかけ)
- 特徴: 豪華絢爛な色や柄が特徴。鶴や御所車といった縁起の良い柄が刺繍されており、見た目の華やかさは群を抜いています。
- どんな人に合う?: 披露宴のお色直しで、華やかな雰囲気を演出したい方におすすめです。
- 雰囲気: 披露宴の入場時や、フォトウェディングで華やかな写真を残したい方に最適です。

引振袖(ひきふりそで)
- 特徴: 振袖の裾を引いて着る、独身女性の第一礼装です。色打掛よりも軽やかで、髪型や小物で個性を出しやすいのが魅力です。
- どんな人に合う?: 和装の中でも、自分らしさを表現したい方におすすめです。
- 雰囲気: ゲストハウスやレストランでの披露宴など、アットホームな雰囲気の会場にも馴染みやすいスタイルです。
テーマカラーで世界観を表現!「色」が作る結婚式スタイル
結婚式の世界観を決定づける上で、「色」は非常に重要な要素です。テーマカラーを決めることで、統一感のあるおしゃれな結婚式を演出できます。
代表的なカラーパレット
- ナチュラル(ホワイト&グリーン):
- 与える印象: 清潔感があり、洗練された印象。自然光が差し込む会場や、ガーデンウェディングにぴったりです。

- エレガント(ネイビー&ゴールド):
- 与える印象: 落ち着いていて、大人っぽい印象。ホテルウェディングや、格式高い会場に最適です。

- ロマンチック(ピンク&レッド):
- 与える印象: 可愛らしく、温かい印象。花嫁の可愛らしさを引き立て、ゲストをハッピーな気持ちにさせます。

- モダン(モノクローム&シルバー):
- 与える印象: スタイリッシュで、都会的な印象。美術館のような、洗練された雰囲気の会場にぴったりです。

※画像はイメージです。
後悔しない「結婚式のスタイル」を見つけるためのチェックリスト
多種多様なスタイルの中から、二人にとって最高のスタイルを見つけるためのチェックリストです。二人で話し合いながら、ぜひ答えを出してみてください。
Q1. どんな雰囲気の結婚式にしたいですか?
Q2. どんな場所で結婚式を挙げたいですか?
Q3. ゲストにどんな気持ちになってほしいですか?
まとめ
一番大切なのは「二人らしいスタイル」
ウェディングドレス、和装、そしてテーマカラー。それぞれのスタイルには、それぞれの魅力と歴史、そして想いが込められています。
しかし、最も大切なのは、「二人が心からこれがいい」と思えるスタイルを選ぶことです。
周りの意見や、形式にとらわれる必要はありません。
このチェックリストを参考に、二人の価値観や理想をじっくり話し合い、最高の「二人らしいスタイル」を見つけてください。
肌の色に合うウェディングドレスの色選び
ウェディングドレスの色選びは、イエローベースとブルーベースによって、似合う色が大きく変わります。肌の色に合うドレスを選ぶことで、顔色が明るく見え、より美しく花嫁姿を輝かせることができます。
ここでは、イエローベースとブルーベースそれぞれに似合うドレスの色と、その選び方のポイントを詳しく解説します。
1. イエローベース(イエベ)に似合う色
イエローベースの方は、肌に黄みがかっており、温かみのある色がよく似合います。
- 似合う色: オフホワイト、アイボリー、エクリュ、クリーム色、シャンパンゴールドなど
- 特徴: 純粋な白(オフホワイト)よりも、少し黄みがかった色味を選ぶと、肌馴染みが良く、健康的で柔らかな印象になります。シャンパンゴールドやゴールドの刺繍が入ったドレスも、肌の艶を引き立ててくれます。
選び方のポイント
- 純白は避ける: 純白は肌の黄みを強調してしまうため、顔色が悪く見えたり、ドレスだけが浮いて見えたりすることがあります。
- 温かみのある素材を選ぶ: シルクやサテンのオフホワイト、アイボリーなど、暖色系の素材感を選ぶと、肌に馴染みやすくなります。
2. ブルーベース(ブルベ)に似合う色
ブルーベースの方は、肌に青みがかっており、クールで澄んだ色がよく似合います。
- 似合う色: 純白(ピュアホワイト)、ロイヤルブルー、シルバー、スノーホワイトなど
- 特徴: 青みがかった肌には、雪のような純白や、ほんのり青みがかった白がとてもよく似合います。透明感が増し、上品で洗練された印象になります。シルバーの装飾や刺繍も、肌の透明感を引き立ててくれます。
選び方のポイント
- 黄みがかった色は避ける: アイボリーやクリーム色などの黄みがかった色は、肌がくすんで見えたり、顔色が沈んで見えたりすることがあります。
- 寒色系の色を選ぶ: 純白はもちろん、ブルーやパープル系のカラードレスも、肌の持つクールな魅力を引き出してくれます。

和装の場合の色選び
和装でも、イエローベースとブルーベースの考え方は同じです。
イエベに似合う和装の色
- 色打掛: 朱色、橙色、黄色、ゴールド、抹茶色など、暖色系やこっくりとした色味がおすすめです。
- 柄: 豪華な金糸や刺繍、温かみのある色合いの柄が似合います。
ブルベに似合う和装の色
- 色打掛: 青、紫、紺、緑、白、銀など、寒色系や淡い色味がおすすめです。
- 柄: 清楚な白や、青みがかった色合いの柄が、肌の透明感を際立たせます。

まとめ
ドレスの色選びは、試着する際に顔周りの色味に注目してみることが大切です。
鏡で見たときに、顔色が明るく、生き生きと見える色こそが、あなたにぴったりのドレスです。
ご自身の肌の色(イエベ・ブルベ)を意識して、運命の一着を見つけてください。
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