心と体が疲れてない?

ママblog

新しい季節を乗り切るための準備

新年度の慌ただしさが一段落し、ゴールデンウィークが近づいてきましたね。

実は、この時期は心身の疲れが出やすいタイミング。
新生活のストレスや環境の変化、そして気温や紫外線量の急激な変化に、心も体も追いつかなくなってしまうのです。

今回は、そんな心身のゆらぎが起こりやすい5月を穏やかに乗り切るために、今から意識すべき内容をまとめてみました。


心の準備:五月病はお肌にもやってくる

頑張りすぎているあなたへ、まずは心のケアから始めましょう。

「完璧主義」を手放す勇気を持つ

新しい環境に慣れるために、ついつい完璧を目指して頑張っていませんか?完璧な育児や家事、仕事は、知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでしまいます。「今日は家事の手を抜いても大丈夫」「疲れた日はデリバリーに頼ろう」と割り切る勇気が、心にゆとりを生みます。

「一人時間」や「ご褒美時間」を意識的に作る

ほんの10分でも、自分のためだけの時間を作りましょう。好きな音楽を聴いたり、温かい飲み物を飲んだり、静かな場所でぼーっとしたりするだけでも、心はリフレッシュできます。


体の準備:季節の変化に負けない健やかな体づくり

気温の上昇とともに、体も少しずつ夏モードに切り替える準備が必要です。

自律神経を整える「入浴タイム」

忙しい日こそ、シャワーだけで済ませず湯船に浸かりましょう。38〜40℃のぬるめのお湯にゆっくりと浸かることで、心身をリラックスさせる副交感神経が優位になり、疲れが取れやすくなります。

旬の食材で栄養補給

新生活で食事が偏りがちなこの時期は、疲労回復を助ける栄養素を意識して摂りましょう。アスパラガスや新玉ねぎ、新たまねぎ、たけのこなど、旬の野菜は、季節の変わり目に必要な栄養が豊富です。


お肌の準備:紫外線と皮脂対策を徹底する

5月は真夏とほぼ同等の紫外線が降り注ぎ、気温の上昇で皮脂分泌も活発になります。お肌もこの時期から夏仕様に切り替える準備を始めましょう。

紫外線対策は「365日」を徹底する

曇りの日でも紫外線は降り注いでいます。外出しない日でも、必ず日焼け止めを塗りましょう。特に、紫外線はシワやたるみの原因となるので、若々しい肌を保つためには必須のケアです。

洗顔は「優しく」「丁寧に」

皮脂が増え始めるこの時期は、ついついゴシゴシ洗いをしたくなりますが、それは逆効果。肌に必要な潤いまで洗い流してしまいます。きめ細かな泡で、肌を優しく包み込むように洗い、ぬるま湯で丁寧にすすぎましょう。

バリア機能を高める「保湿」を丁寧に行う

紫外線や花粉などの外部刺激で敏感になったお肌は、バリア機能が低下しています。肌のバリア機能をサポートするセラミドや、肌荒れを防ぐグリチルリチン酸2Kなどが配合されたスキンケアアイテムを取り入れて、肌の土台を立て直しましょう。


【5月対策】心と体をさらに整える!疲労をためない食生活と習慣のポイント

疲労回復を加速させる食生活

5月は新生活の疲れが出やすく、体も気づかないうちにエネルギーを消耗しています。疲労回復を助け、免疫力を高める栄養素を意識して摂りましょう。

  • エネルギー代謝を助ける「ビタミンB群」
    • なぜ必要? 食べたものを体のエネルギーに変える働きがあり、不足すると疲労感やだるさの原因になります。
    • おすすめ食材: 豚肉、大豆製品、玄米、アスパラガスなど。旬のアスパラガスや新じゃがいもは、ビタミンB群が豊富に含まれているため、積極的に食事に取り入れるのがおすすめです。
  • 紫外線のダメージに負けない「抗酸化作用のある食材」
    • なぜ必要? 5月は紫外線が強くなり、肌だけでなく体もダメージを受けやすくなります。抗酸化作用のある食材は、体を酸化ストレスから守ってくれます。
    • おすすめ食材: ビタミンCが豊富なピーマンやブロッコリー、いちご。ビタミンEが豊富なナッツ類やアボカド。ポリフェノールを含む緑茶やトマトなども効果的です。
  • 腸内環境を整える「発酵食品と食物繊維」
    • なぜ必要? 腸内環境が整うと、免疫力が高まるだけでなく、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の生成も促され、ストレス軽減につながります。
    • おすすめ食材: 納豆、味噌、ヨーグルト、きのこ類、海藻類。

自律神経を整える生活習慣

心身の疲労回復には、自律神経のバランスを整えることが不可欠です。

  • 質の良い睡眠を確保する
    • なぜ必要? 睡眠中に分泌される成長ホルモンは、疲れた細胞を修復してくれます。
    • 具体的な方法: 寝る1時間前からはスマホやパソコンの画面を見るのをやめ、照明を少し落として心身をリラックスモードに切り替えましょう。
  • 入浴で心と体をリセットする
    • なぜ必要? 38〜40℃のぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、副交感神経が優位になり、リラックス効果が高まります。
    • 具体的な方法: 好きなアロマオイルを数滴垂らしたり、入浴剤を使ったりして、お風呂時間をさらに特別なものにしましょう。
  • 無理のない範囲で体を動かす
    • なぜ必要? 適度な運動は血行を促進し、セロトニンの分泌を促すことで、気分を安定させてくれます。
    • 具体的な方法: 忙しい中でも、朝のウォーキングやストレッチ、お子さんと公園で思い切り遊ぶ時間を持つなど、無理のない範囲で体を動かす習慣をつけましょう。

ストレスを上手に手放す心の習慣

新しい環境での緊張や、頑張りすぎることによるストレスは、体にも悪影響を及ぼします。

  • デジタルデトックスの時間を作る
    • なぜ必要? スマホやSNSから離れる時間を作ることで、情報過多による心の疲れを癒やし、自分と向き合う時間を持つことができます。
    • 具体的な方法: 休日のお昼の数時間だけスマホを触らないルールを作るなど、無理のない範囲でデジタルデトックスを試してみましょう。
  • 自然に触れる機会を作る
    • なぜ必要? 森林浴や日光浴は、ストレスホルモンを減少させる効果があると言われています。
    • 具体的な方法: 近くの公園を散歩したり、ベランダで植物を育ててみたりするだけでも効果があります。

これらの方法は、すべてを完璧にこなす必要はありません。今日の食事に旬の野菜をプラスする、寝る前にお風呂にゆっくり浸かるなど、できることから一つずつ、無理のない範囲で始めてみてください。

コメント