簡単にできるまとめ髪のやり方

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時短でできる簡単まとめ髪:各年代・TPO・パーソナルカラー・顔の形別分析

忙しい毎日を送るお母さん世代にとって、時短で美しく見せるまとめ髪は強い味方です。

ここでは、単に時短であるだけでなく、それぞれの年代が持つ魅力、TPO、そして個人の特徴(パーソナルカラーや顔の形)を最大限に引き出すためのまとめ髪をご紹介します。

まとめ髪の基本と時短のコツ

  • ベースを整える: 寝ぐせは軽く水で濡らしてドライヤーでブローするか、寝ぐせ直しスプレーで整えます。毛先だけでも軽く巻いておくと、アレンジのまとまりが良くなります。
  • スタイリング剤を活用: ヘアバームやオイルを少量馴染ませることで、髪にまとまりとツヤが出て、崩れにくくなります。パサつきやすい髪も落ち着きます。
  • 後れ毛を味方につける: 顔まわりや耳の後ろから少し後れ毛を出すことで、こなれ感と小顔効果が生まれます。出しすぎるとだらしなく見えるので注意。
  • ヘアアクセサリーを活用: バレッタ、ヘアクリップ、シュシュ、スカーフなどを活用すると、一気に華やかさが増し、手抜き感を払拭できます。

20代〜30代前半のママ世代

活動的で若々しい魅力を引き出しつつ、トレンド感も取り入れたスタイルが似合います。

普段使い・カジュアルTPO

  • 高めポニーテール: 元気で明るい印象を与えます。後れ毛を少し出し、毛先をコテで軽く巻くとよりおしゃれに。
  • ゆるふわお団子ヘア(高めor低め): 無造作なこなれ感が魅力。高めならアクティブに、低めならリラックス感が出ます。
  • ハーフアップお団子: 全体をまとめずに抜け感を出しつつ、顔周りをスッキリさせたい時に。

きちんと感が必要なTPO(保育園行事、仕事など)

  • ローポニーテール(毛先を内巻き): きちんと感がありながらも柔らかな印象。
  • タイトめシニヨン(低め): 首元をすっきりと見せ、清潔感をアピール。

時短ポイント

  • 高めポニーテールはざっくり手ぐしでOK。ゴム一本で完成。
  • お団子は髪を二つにねじって丸めるだけでも形になります。

30代後半〜40代のお母さん世代

落ち着きと上品さの中に、大人の女性らしい洗練された雰囲気をプラスするスタイルが似合います。

普段使い・カジュアルTPO

  • 大人のゆるふわポニーテール(ミドル〜ロー): 高すぎず低すぎず、結び目を少し隠すようにすると上品に。トップやサイドを少し引き出してボリュームを出すと、たるみが目立ちにくくなります。
  • ねじりハーフアップ: サイドの髪をねじって後ろでまとめるだけ。簡単なのに凝って見えます。
  • 低めシニヨン(後れ毛多め): 首元をすっきりと見せつつ、後れ毛で柔らかさをプラス。

きちんと感が必要なTPO(学校行事、仕事、保護者会など)

  • くるりんぱアレンジのローポニー: 一手間加えるだけで上品さが格段にアップ。崩れにくく、きちんとした印象を与えます。
  • 三つ編みor編み込みからのシニヨン: 少し時間がある時に。上品さと華やかさを兼ね備えます。
  • ハーフアップ(ボリュームを出す): トップをふんわりさせたり、サイドを少しねじったりして顔周りに動きを出すと、若々しい印象に。

時短ポイント

  • ローポニーはゴムで結んだ後、トップの髪を軽く引き出すだけでこなれ感アップ。
  • くるりんぱは、結び目の上に穴を開けて通すだけなので、慣れれば数秒でできます。
  • 顔まわりのたるみが気になる場合は、顔周りに少しボリュームを出す、後れ毛でカバーするなどの工夫も有効です。

パーソナルカラー(イエローベース・ブルーベース)と似合うヘアカラー、そしてまとめ髪との関係

パーソナルカラーは、肌のトーンや瞳の色、髪の毛の色と調和する色味を知るための指標です。直接まとめ髪の形に影響するわけではありませんが、ヘアカラーと合わせることで、顔全体の印象をより明るく、健康的に見せる効果があります。

イエローベース

  • 特徴: 肌が黄みがかっていて、温かみのある印象。髪の色はマットなブラックよりもブラウン系が馴染みやすい傾向。
  • 似合うヘアカラー: アッシュブラウン、オリーブブラウン、ミルクティーブラウン、オレンジブラウン、ゴールドブラウンなど、黄みや赤みを含んだブラウン系。
  • まとめ髪との関係: 暖色系のヘアカラーと合わせることで、まとめ髪にした際も顔色が明るく見え、柔らかな印象になります。ヘアアクセサリーもゴールド系やブラウン系、テラコッタカラーなどがおすすめです。

ブルーベース

  • 特徴: 肌が青みがかっていて、クールで透明感のある印象。髪の色はマットなブラックやアッシュ系が馴染みやすい傾向。
  • 似合うヘアカラー: アッシュ系、グレージュ、ラベンダーアッシュ、ブルージュ、ワインレッドなど、青みや赤みを含んだクールな色味。
  • まとめ髪との関係: 寒色系のヘアカラーと合わせることで、まとめ髪にした際も肌の透明感が際立ち、洗練された印象になります。ヘアアクセサリーもシルバー系やブルー系、パープル系などがおすすめです。

顔の形と似合うまとめ髪のコツ

顔の形に合わせてまとめ髪のボリュームや位置を調整することで、小顔効果やバランスの取れた印象を演出できます。

1. 丸顔さん

  • 特徴: 顔の縦と横の比率が近く、フェイスラインが丸い。幼く見られがち。
  • 似合わせのコツ:
    • 縦のラインを意識: トップに高さを出すことで、顔の縦長効果を狙います。高めのポニーテールやお団子は◎。
    • 顔周りをすっきり: サイドの髪をタイトにまとめたり、前髪をセンターパートにしたりして、頬の丸みをカバー。
    • 後れ毛: こめかみや耳前に少量出すと、フェイスラインをカバーしつつこなれ感を演出。

おすすめのまとめ髪: 高めポニーテール、高めお団子、トップにボリュームを持たせたハーフアップ

2. 面長さん

  • 特徴: 顔の縦のラインが強調されやすい。大人っぽく見られがち。
  • 似合わせのコツ:
    • 横幅を意識: サイドにボリュームを出すことで、顔の横幅を広げ、縦の長さを緩和します。
    • トップは抑えめに: 高さを出しすぎると面長が強調されるため、トップのボリュームは抑えめに。
    • 前髪: 前髪を作ることでおでこの面積を隠し、顔の長さをカバーできます。サイドバングを流すのも◎。
    • 低めの位置: ポニーテールやお団子、シニヨンは低い位置でまとめるとバランスが取れます。

おすすめのまとめ髪: サイドにボリュームを出したローポニー、低めお団子、耳元でねじりを入れたハーフアップ

3. ベース顔さん(エラ張り)

  • 特徴: エラが張っていて、顔の輪郭が四角っぽい印象。
  • 似合わせのコツ:
    • フェイスラインをカバー: 顔周りにゆったりとした後れ毛やサイドの髪で、エラの部分を優しくカバーします。
    • トップにボリューム: トップに高さを出すことで視線を上に集め、フェイスラインから意識をそらします。
    • 柔らかさを出す: カッチリまとめすぎず、全体的にゆるふわな質感で柔らかな印象をプラスします。

おすすめのまとめ髪: サイドに流れる後れ毛のあるローポニー、耳横にボリュームを出したハーフアップ、ゆるめの低めシニヨン

4. 逆三角顔さん(あごがシャープ)

  • 特徴: おでこやハチが張っていて、あごがシャープな印象。クールに見られがち。
  • 似合わせのコツ:
    • ハチの張りをカバー: トップのボリュームは抑えめにし、ハチ周りはタイトにまとめます。
    • あご周りにボリューム: 首元やあごのラインにボリュームを持たせることで、全体のバランスを整えます。
    • 柔らかな印象: 全体的に丸みのあるシルエットや、ふんわりとした質感で優しい印象をプラスします。

おすすめのまとめ髪: 低めの位置でまとめたふんわりお団子、毛先を散らしたローポニー、耳から下でボリュームを出すハーフアップ


まとめ髪で「サボっていた分を取り戻す」方法

忙しい時期に美容をサボってしまったと感じる時でも、まとめ髪は手軽に印象をアップできる強力なツールです。

  1. ツヤ感を意識する: パサついた髪は疲れて見えがちです。ヘアオイルやヘアバームを少量馴染ませるだけで、一気にツヤ感とまとまりが出て、きちんと感が増します。
  2. 顔周りのケアと連携: まとめ髪で顔周りがすっきりする分、肌のコンディションが目立ちやすくなります。短時間でも、保湿やUVケアはしっかり行い、コンシーラーでクマやくすみをカバーするだけでも印象が変わります。
  3. ヘアアクセサリーを効果的に使う: バレッタやシュシュ、スカーフなどは、シンプルなまとめ髪にプラスするだけで、おしゃれ度が格段に上がります。忙しい朝でも、ヘアアクセサリーを選ぶ時間なら作れるはずです。
  4. 後れ毛の演出: 完璧にまとめすぎず、顔まわりや耳の後ろから自然に後れ毛を出すだけで、こなれた印象と小顔効果が生まれます。

ご自身のライフスタイルや好みに合わせて、無理なく続けられるまとめ髪を見つけて、忙しい日々の中でも「美」を楽しみましょう。

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